こんな仕事しています 番外編② 合格

よしむら行政書士事務所 行政書士の吉村です。
番外編からスタートしたおかしな投稿シリーズです。
今回は「番外編② 合格」です。

試験日から合格発表まで

行政書士試験は11月第2日曜日に行われます。
令和5年度は11月12日に行われました。
合格発表は年が明けた1月下旬くらいでしょうか。
多くの受験生の方は試験後自己採点をします。
その結果でおおよそ合否の見当をつけます。
行政書士試験は絶対評価ですので、180点以上(300点満点)で合格となります。
300点のうち240点がマークシート方式、60点が記述式となります。
なかには、240点のマークシート方式部分だけで180点を超える方がいるそうです。
精神的安定からそれを目指す人もいるのだとか。
記述式の採点は「ゆらぎ」がありそうですもんね。

私は記述式の自己採点を含めて合格してるかもな、くらいな感じで、自己採点の段階では分かりませんでした。
そのため、何か準備したりすることもなく合格発表を迎えました。

合格発表

いよいよ合格発表の日です。
その日は勤務していました。
合格発表があることは知っていましたが、肝心な「受験番号」を覚えていませんでした。
昼休みにスマホで確認はしましたが、なんとなく受験番号だと思われる番号があるような…。
そんな感じで帰宅しました。
帰宅後、受験票を引っ張り出してきて確認しました。
ありました!合格です!
何かに合格するなんて大学受験以来でした。
この喜びを妻に伝えたのですが、「何かあった?」くらいの反応でした。
誰かに受験を宣言していたわけではなかったので、妻からすると何かやってる、くらいの認識だったようです。

合格したものの

行政書士は登録しないとなれません。
試験に合格しただけでは行政書士を名乗れないのです。
もちろん、業務をすることもできません。

合格したものの、いきなり開業することはありませんでした。
その理由は以下のとおりです。
①行政書士がどんなことを生業にしているのか理解していなかった
②実務経験がなかった
③家族を説得していなかった

①行政書士がどんなことを生業にしているのか理解していなかった
なめてますね…。
何ができるのか、何をしたいのか、誰がお客様なのかなどなど。
そんなことも分かっていないのに開業できる訳ありません。

せっかく取得した資格ですから活かしていきたいと考えました。
あらためて行政書士とはどのような存在であるのかを調べました。
ちなみに、この時初めて「行政書士法」を読みました。
試験科目にないこともあって合格後が初見という…。
よくないですね…。
ちなみに、令和6年度試験から「行政書士法等行政書士業務と密接に関連する諸法令」が出題されることになっています。
あるべき姿だと思っています。

調べたことは以下のようなことでした。
・あまりに広い業務範囲のこと
・業際のこと
・報酬のこと
・登録のこと
・開業に必要な費用のこと
自分なりにやりたい業務、開業までの道のりをぼんやりと描きました。

②実務経験がなかった
自分が開業して行政書士をやっていく、そうイメージした時に次に気になったことが実務経験です。
以前も書きましたが法学初学者でした。
これまでの職歴も書店員、販売員が中心で、オフィス仕事や書類作成とは無縁の人生でした。
唯一、行政機関の嘱託職員としての経験があるだけでした。
それとて、現地調査に出向いたり、その結果を報告書にまとめるくらいのものでした。
行政書士として、あるいはそれに関係するような経験はまったくありませんでした。

これについてもいろいろ調べました。
・行政書士事務所での求人はほとんどない
・多くの行政書士さんがいきなり独立して経験を積んでいる
・自分で学んでいくしかない

なるほど。
実務経験に関しては思い切るしかないことが分かりました。

③家族を説得していなかった
いきなり試験に合格したから行政書士事務所を開業する!
なんて家族が納得する訳ありません。
そもそもどんなことをしたいのかも決まっていなかったのですから。
開業費用のこと、これからのこと。
すべてを納得してもらう必要がありました。
この時よく妻に言われた言葉があります。
「私を納得させられないのにお客様を納得させられるの?」です。
今思い出しても重い言葉です。


こんな仕事しています 番外編② 合格 はここまでです。
次回は開業のことを書きたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です