こんな仕事しています 番外編④ 仕事が来ない…

よしむら行政書士事務所 行政書士の吉村です。
今回も懲りずに番外編をお送りします。

開業はしたものの

無事に行政書士登録証と徽章を受け取って行政書士となりました。
とりあえずできることといえば名刺を作り、挨拶状を出すことくらい。
でも、もともと友人いない私には挨拶するところもありませんでしたが…。
見た目だけはそれっぽくなったのかもしれません。
どこにいるか、何をやってくれるのかもわからないところに依頼などあるわけありません。

ホームページを作る

自分の存在を知ってもらうためにホームページを作成しました。
もともと開業資金のない私には外部に作成を依頼することができません。
パソコンが苦手な人でもホームページが作れるサービスを探しました。
調べてみるとWixというサービスがあることを知りました。
簡単にできるとの触れ込みを信じて申し込みをし作成に取り掛かりました。
確かにブロックを組み合わせるかのように感じました。
子どもの頃はLEGOが大好きだった私。
性に合いました。
どうにか自分のサービス、あいさつ、事務所紹介、問い合わせ先など整えたはずでした。

兼業に甘える…

開業当時、行政機関の嘱託職員との兼業でした。
平日の決められた時間勤務し、帰宅後は行政書士、という生活です。
もっとも、依頼どころか問い合わせすらない日々が続きました。
それはそうです。
ろくに営業活動もせず、ホームページも閲覧されたいないのですから。
風もなくべた凪状態の海で漕ぐこともしない…。
そんな船は進みません…。
世間から隠れたところで行政書士ごっこをしていただけでした。
嘱託職員としてのお給料があり、妻が正社員として働いていてくれる状況に甘えていました…。
いつか仕事はやってくると…。

開店休業…

いつまでもそんな状況ではいられません。
事務所のチラシを作成したり、ホームページの情報量を増やしたり、SEO対策してみたり…。
少しづつですが効果は出始めました。
お問い合わせを受けることがあったのです。
ホームページからのお問い合わせはメールでの返信がほとんどです。
知識不足だったり、自身がなかったりしても補うことができました。
問題は電話でのお問い合わせです。
すぐに答えることができなかったのです…。
そんな行政書士に依頼しますか?
しませんよね…。
結局、このように考えるようになりました。
登録したからこのまま続けることにはしよう。
依頼がなくてもしかたない。
情報収集と知識を増やすことはしておこう。

このままではヤバい

嘱託職員との兼業と妻に甘える生活に終焉の時が。
嘱託職員としての更新が近づいていました。
所属していた部署の方々には本当に良くしていただいていました。
今の業務はなくなるので別の業務で残ってほしい、とも言っていただきました。
ただ、給料が下がる、とのことでした。
もともと職員OBの方向けの業務が空いていたので特別だったのです。
お給料が下がる…。
行政書士の資格をとり、登録もしたのにこのままでいいのか…。
考えに考えて行政書士の道を選ぶことにしました。
ただ、行政書士法人に勤務するというまったく別の道を。

いよいよ行政書士に?

いよいよ行政書士に?おかしいですね…。
これまではなんだったんですかね…。
採用していただいた行政書士法人は相続、後見業務に特化した事務所でした。
行政書士法人の採用自体が少なかったですし、やりたかった相続・後見がやれる。
採用された時はとてもうれしかったです。
税理士法人もあり相続案件の実務経験を積むには最高の環境だと思いました。

失敗だらけ、いや、何もやっていなかった兼業時代でした。
この続きはまたの機会に。

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