こんな仕事しています 番外編⑤ 行政書士法人で働くには

よしむら行政書士事務所 行政書士の吉村です。
今日も番外編が続きます。
私は、行政書士法人に採用され、1年6か月勤務しました。
行政書士法人で働くために必要なこととは?

求人を見つける

行政書士法人で働くにはどうしたらいいのでしょうか。
当たり前ですが、求人を見つけなくてはなりません。
行政書士は他の士業に比べて求人が少ないと言われています。
それでも最近は増えているように感じます。

自分に合った行政書士法人を見つける

少ない求人の中から自分に合った事務所を見つけなければなりません。
私の場合は携わりたい業務で選びました。

行政書士法人にはいろいろなタイプがあります。

①専業特化型
相続関係、入管関係、許認可関係、自動車関係など特定の分野に特化している事務所
②網羅型
あらゆるジャンルをカバーしている事務所

どちらがいいというのは難しいですね。
専業特化型であっても顧客からの要望に応えるためにそれ以外の業務を担当することもあるでしょう。
網羅型の場合、自分が担当したい業務ではないかもしれません。
いずれにせよ、それを自分の経験としてプラスにとらえることが必要です。

資格は必須か?

行政書士資格は必須なのか。
これも分かれるところです。
すでに行政書士登録までは求めないが、試験合格者であることを求められるケース。
合格していなくても受験経験者や受験予定者であることを求められるケース。
それぞれです。
ただし、「行政書士」として働くためには合格している以上が求められることになります。
未登録の場合、雇用先の行政書士法人で登録することになります。
まだ合格していない場合には、「補助者」として採用されることになることがあります。

入ってみないと分からない…

どんな職場でも同じかもしれませんが、採用されて働いてみないと分かりません…。
給与、勤務体系、労働時間…。
よく確認しましょう。
特に、書士会の登録費用や会費の負担については注意が必要です。
中には自己負担なんて事務所もあるそうです。

まとめ

行政書士は試験合格後に実務経験を積むことが難しいです。
そのため、私のように実務経験がほとんどなく独立開業するケースが多いです。
実務経験がないことはとても不安になります。
そういった点から、行政書士法人で働くことはいいことかもしれません。

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